2009/11/03first
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11/04
2009
こちらでは本編、外伝に登場する物の怪たちを紹介していきます。
実存? 公式? に存在する情報と、多少の創作が入り混じっていますので、あくまでこちらの小説依存の辞典とお考えください。
【月城骨董品店:物の怪辞典】
ベルダンディ(本名:ブリーシンガル -Brisingamen-/120歳/『一、霊桜の碑』)
アイルランド出身の小妖精[ピクシー]で、幸運の女神見習い。
イギリスのモダン・スタイル期(アールヌーヴォー別称)に、無名の職人が、北欧神話の戦いと美の女神フレイヤの首飾りを模して造ったルビーのネックレスに封じられている。持ち主に幸運をもたらすのが役目の幸運の女神だが、見習いでドジばかり起こすために、いつしか『不幸をもたらす首飾り』と言われるようになってしまった。
本名のブリーシンガルという名があまり好きではなく、ベルダンディ、通称ベルベルと呼ばれている(豊命名)。
本来は強運をもたらす女神のようで、かなり強力な運命の女神らしい。それを制しきれずにドジばかり起こすのか、はたまた単に性格なだけか。
克己(コッキ/100歳/『一、霊桜の碑』)
中国製の九龍[クーロン]香炉に取り憑いた猫小人[マオ・シャオレン]。身長10cmほどの獣人の姿をしており、尻尾は2本ある。身軽で自分の身長を超えて跳躍でき、三節棍を持っている。
中国の九龍地方に隠れ住む霊人の一人だったが、70年ほど前に道[タオ]の術者によって、半ば無理矢理香炉に封じられた。しかし、本人が陽気な性格のため、グレずに持ち主を災厄から守ってきた。乱暴な口調だが、根は優しく、ベルダンディの世話役でもある。克己とは己の私情や私欲に打ち勝つという意。
リオ(200歳/『一、霊桜の碑』)
ガレのランプに取り憑いている職人小人。出身はドイツ。身長は10cm程度でベレー帽を被った少年の姿をしている。鼻歌を歌いながら、細工彫りをするのが好き。
人間の職人の仕事を手伝う小人の一族で、細工物や修理が得意。ガレの製作も手伝っていたこともあるらしい(本人談)。いつかまた彼のような職人の下で仕事をするのが夢。
※参考文献:グリム童話『小人と靴屋』
スイ(本名:鏡花水月/???/『一、霊桜の碑』)
いつも姿見の奥に隠れている内気な雲外鏡。雲外鏡とは、元来、魔や悪しきものの実態を映し、見破る道具であった『照魔鏡』が、数多くの妖の姿を映しているうちに妖気に当てられて魔物となった妖怪である。この鏡に姿を映した者は肌が紫に映り、やがて死んでしまうといわれている。(※参考文献:紫鏡の呪い)
元は宮内庁に管理されていた一品が、巡り巡って月城家に回ってきた。彼女曰く、どうにかこうにかして脱出してきた、とのこと。寂しがりやで、『昔はあれこれ使いぱしってくれたのに、あんまりです』とよくさめざめ泣いている。
実態は狸のような姿をしているが、普段は『照魔鏡』だった頃、最後に映した踊り子の幽霊の姿をしている。
カッちゃん(???/『一、霊桜の碑』)
物憑きではなく、月城家のペット。火浣布の材料にと追われているうちに、荷に紛れて月城家に来てしまい、そのまま住み着いた。悪戯好きでよく電話脇のメモを燃やす。ただし、水をかけると死んでしまうので、水道近辺には絶対に近寄らない。
サキミタマ(???/『一、霊桜の碑』)
1000年以上生きた石には自我が宿り、3000年以上生きた石は人に幸を与え、5000年以上生きた石には未来が視えるという。
サキミタマはそんな石の一つである。名前はないため、『サキミさま』『勾玉のおじじ』などと呼ばれる。『石の賢人』とも呼ばれているらしいが、本人曰く『賢人とはけして褒められた言葉ではない』らしい。
外見は10cmほどの大きな翡翠の勾玉で、喋るときには老人の顔が浮かんで見える。
長く生きているせいか、哲学的な言動が多く、話が長いのが文字通り、珠に瑕。
実存? 公式? に存在する情報と、多少の創作が入り混じっていますので、あくまでこちらの小説依存の辞典とお考えください。
【月城骨董品店:物の怪辞典】
ベルダンディ(本名:ブリーシンガル -Brisingamen-/120歳/『一、霊桜の碑』)
アイルランド出身の小妖精[ピクシー]で、幸運の女神見習い。
イギリスのモダン・スタイル期(アールヌーヴォー別称)に、無名の職人が、北欧神話の戦いと美の女神フレイヤの首飾りを模して造ったルビーのネックレスに封じられている。持ち主に幸運をもたらすのが役目の幸運の女神だが、見習いでドジばかり起こすために、いつしか『不幸をもたらす首飾り』と言われるようになってしまった。
本名のブリーシンガルという名があまり好きではなく、ベルダンディ、通称ベルベルと呼ばれている(豊命名)。
本来は強運をもたらす女神のようで、かなり強力な運命の女神らしい。それを制しきれずにドジばかり起こすのか、はたまた単に性格なだけか。
克己(コッキ/100歳/『一、霊桜の碑』)
中国製の九龍[クーロン]香炉に取り憑いた猫小人[マオ・シャオレン]。身長10cmほどの獣人の姿をしており、尻尾は2本ある。身軽で自分の身長を超えて跳躍でき、三節棍を持っている。
中国の九龍地方に隠れ住む霊人の一人だったが、70年ほど前に道[タオ]の術者によって、半ば無理矢理香炉に封じられた。しかし、本人が陽気な性格のため、グレずに持ち主を災厄から守ってきた。乱暴な口調だが、根は優しく、ベルダンディの世話役でもある。克己とは己の私情や私欲に打ち勝つという意。
リオ(200歳/『一、霊桜の碑』)
ガレのランプに取り憑いている職人小人。出身はドイツ。身長は10cm程度でベレー帽を被った少年の姿をしている。鼻歌を歌いながら、細工彫りをするのが好き。
人間の職人の仕事を手伝う小人の一族で、細工物や修理が得意。ガレの製作も手伝っていたこともあるらしい(本人談)。いつかまた彼のような職人の下で仕事をするのが夢。
※参考文献:グリム童話『小人と靴屋』
スイ(本名:鏡花水月/???/『一、霊桜の碑』)
いつも姿見の奥に隠れている内気な雲外鏡。雲外鏡とは、元来、魔や悪しきものの実態を映し、見破る道具であった『照魔鏡』が、数多くの妖の姿を映しているうちに妖気に当てられて魔物となった妖怪である。この鏡に姿を映した者は肌が紫に映り、やがて死んでしまうといわれている。(※参考文献:紫鏡の呪い)
元は宮内庁に管理されていた一品が、巡り巡って月城家に回ってきた。彼女曰く、どうにかこうにかして脱出してきた、とのこと。寂しがりやで、『昔はあれこれ使いぱしってくれたのに、あんまりです』とよくさめざめ泣いている。
実態は狸のような姿をしているが、普段は『照魔鏡』だった頃、最後に映した踊り子の幽霊の姿をしている。
カッちゃん(???/『一、霊桜の碑』)
物憑きではなく、月城家のペット。火浣布の材料にと追われているうちに、荷に紛れて月城家に来てしまい、そのまま住み着いた。悪戯好きでよく電話脇のメモを燃やす。ただし、水をかけると死んでしまうので、水道近辺には絶対に近寄らない。
サキミタマ(???/『一、霊桜の碑』)
1000年以上生きた石には自我が宿り、3000年以上生きた石は人に幸を与え、5000年以上生きた石には未来が視えるという。
サキミタマはそんな石の一つである。名前はないため、『サキミさま』『勾玉のおじじ』などと呼ばれる。『石の賢人』とも呼ばれているらしいが、本人曰く『賢人とはけして褒められた言葉ではない』らしい。
外見は10cmほどの大きな翡翠の勾玉で、喋るときには老人の顔が浮かんで見える。
長く生きているせいか、哲学的な言動が多く、話が長いのが文字通り、珠に瑕。
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